母の雪辱
ミスオンワードから33年後
ブロケードから9年後
デアリングタクトから30年前
無敗の牝馬2冠に挑む馬
アグネスフローラ
オークス馬の母アグネスレディーの
無念を晴らすべく
マイル適性の高いロイヤルスキーが父に選ばれ
母の調教師の息子 長浜博之調教師に預けられ
母を手掛けた大川鉄雄厩務員の元へ
調教から鞍上に跨るのは
後にアグネスフライト・アグネスタキオンと
親子3代手綱を握る河内洋騎手
陣営の願いは叶い
チューリップ賞・桜花賞と単枠指定を受け
落馬の煽りを受けながらも
無敗のまま桜花賞の栄冠を手にする
父の血統から距離に対する不安はあるが
オークスは1番人気での出走
クリフジ-ヤマイチ依頼の母子制覇を目指したが
残り100mでエイシンサニーの強襲により
2着に敗れ
その後骨折が判明
休養中に屈腱炎も発症し引退
しかし
クラシック優勝牝馬として
日本初の複数のクラシック制覇を
複数馬で成し遂げる
しかし
産駒には脚部不安も遺伝されることが多かった
その年のオークスは
1着は桜花賞4着から巻き返した
5番人気 7枠17番 エイシンサニー
2着に
1番人気 8枠20番 アグネスフローラ
3着は
チューリップ賞・桜花賞2着の1勝馬
3番人気 3枠5番 ケリーバッグ